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2005年6月20日 (月)

トレイシー・ローズ

トレイシー・ローズ。20年ぐらい前に彼女は一世を風靡しました。それもアメリカのハードコアポルノのスターとして。

そのすぐ後に彼女はFBIに保護されたのです。彼女が一世を風靡したとき、彼女は15歳だったからです。

この本は彼女の過去と現在を自らが語っています。

オハイオの田舎町で生まれ父親のDV、レイプ、両親の離婚、性的虐待、アルコール、ドラッグそんな中、ティーンの美しい女の子が生きていくための方法が年齢を偽ったポルノでした。

その彼女に紐のようにまとわりつく男達、そんな男を選んで離れられないトレイシーの姿を、自ら淡々と語ります。

ポルノという汚点を打ち消すべく、女優を目指しますが、FBIからの執拗な召喚(彼女とは無関係な裁判へ)、ポルノ業界からの脅迫などが立ちふさがります。

けれども、進むことをやめない彼女は、シンガーソングライターとしても成功します。連続テレビドラマのレギュラーも獲得します。

この本では、彼女の人生だけでなく、アメリカが見えてきます。それも汚く醜い部分が、それと力強くよい部分が。

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