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2005年6月 9日 (木)

入口と出口

「社長、このDMダメですよ。」

「花野さん、何でダメなのよ。」

「だって、社長このDM出口がないじゃないですか!」

「出口って何よ」

「このDMって、この前の展示会で名刺交換した人へ送るんですよね。」

「そうだよ、お礼も兼ねて、うちの製品の良いところアピールしようと思うんだよ。」

「製品をアピールすることは、すごっくいいことだと思うんですけど、良い製品と思ってもらうだけじゃなくって、買ってもらいたいですよね。」

「そりゃ、そうだよ。でもうちの製品は仕様とかいろいろ難しいから、連絡先を載せてあるから連絡があった人には製品カタログを送っているんだよ。」

「それでこれまでに、先方から連絡ありましたか?」

「いや、これまでは・・・・・・」

「そうでしょ。それなら最初からDMの最後に送り先を書いてもらって、『カタログ送れ』ってFAXしてもらうようにしとけば良いじゃないですか。」

「それはそうだな。でもFAXしてくるかな。」

「もともと、先方から連絡を待っているんだから、先方がFAXしやすいようにDMに『至急、資料を送れ』って書いってあげれば良いんじゃないですか。」

「それじゃ、やってみるか。」

「そうですよ。FAXを送ったところをフォローすればいいんですから。資料送れって事は、ニーズがあるって事ですから。」

「それから、もう一つ。」

「まだ、あるの?」

「ありますよ。FAXを送ってもらうという出口はできましたけど、入口をちゃんと作りましょうよ。」

「入口って何よ。」

「タイトルですよ。今のタイトルは展示会のお礼ですよね。それよりどうせ送るなら、製品アピールをしましょよ。」

「アピールってどうするのよ。」

「たとえば、この前社長がうちの製品の耐用年数がこれまでの製品の5倍になたっていってましたよね。それなら『従来より5倍長持ち(当社比)、大幅なコストダウンを実現!』なんていうのはどうですか。」

「確かに、うちの製品のアピールしたいところではあるよ。でも最初のところでそこまで書くの。」

「最初のところに書かないでどうすんですか?皆さん忙しいんですよ。最初のところで読む必要があるどうか判断してもらって、興味がある人だけ読んでもらえば良いじゃないですか。そうすれば、お互い時間の無駄がなくていいんですよ。」

「へぇ、言われてみればそうかもしれないね。これが花野さんのいう入口と出口か。それじゃ一回やってみよう。」

「それじゃ、さっそくこのDMつくり直しましょうね。」

END

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