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2005年6月22日 (水)

過酷な時代を生き抜いた女性

たまたま、女性の自伝物が続きますが、こちらも過酷な時代と言う環境の中を生き抜いてきた女性の物語です。

いまの日本からは想像できないことですが、戦時中の状況がひしひしと伝わります。

日中戦争が侵略であったかどうかとう議論もありますが、そこに巻きこれた個人にとっては悲劇以外の何者でもありません。

李香蘭こと山口淑子さんは、日本人であったことで最後に生き残ることができました。

しかし、反対に中国人であるために処刑された男装の麗人川島芳子さんの人生は対照的でした。

自分の人生を選び取ることもできず、それにもかかわらず、祖国からは国賊として処刑されてしまうことに誰も納得できないでしょう。

ただただ時代に翻弄されるしかないという現実の中で、生き抜くことの難しさをこの本は教えてくれます。

その時から60年多くの記憶が失われていきます。次の時代をどう生きれば良いのかこの本は問いかけているような気がします。

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