揚輝荘(その1)
昨日、揚輝荘に行ってきました。名古屋市内にありながらごく一部の本当のセレブにしか知られていないところです。戦前は皇室の方もお見えになったそうです。
一般には、公開されていないようで、今回は知り合いの人を通じて、「揚輝荘の会」の方にご案内していただきました。
松坂屋の創業者伊藤家の第15代当主伊藤次郎左衛門祐民氏の別荘です。名古屋の覚王山(かこうざん)の森(約1万坪)を切り拓いて造られました。
1918年(大正7年)から戦前まで建物を移築したり新築して、完成時は30数棟がありました。空襲で大半を失ない、現在は「聴松閣」、「伴華楼」や修学院離宮風の池泉回遊式庭園が残っています。
写真は、揚輝荘の代表的な建物である「聴松閣」です。戦後GHQに接収されたり、社員寮として使われたため、内部の間取りなどが変更されています。
また、かなり痛んでいます。二年後には、市に移管されるということですが、早めの手当を切に望みます。
現在は、「揚輝荘の会」の方がボランティアで補修に当たられています。
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