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2006年11月16日 (木)

『親鸞の告白』

浄土真宗の開祖、親鸞の生涯と「歎異抄」について書かれた小論集です。

あの織田信長を、石山戦争で10年間も苦しめた浄土真宗の根本の思想が知りたくて読んでみました。

どうも開祖である親鸞の思想と、その後浄土真宗が組織化して教団になったあとの考え方はどうも違うようです。

どこの宗教でもそうですが、カリスマ的な開祖とその後の組織化は別々の人になるようです。

キリスト教でいえば、イエス・キリストが開祖で、それを大きく広げたのがパウロであるように、浄土真宗では、親鸞の子孫である蓮如が、教団を大きくしています。

その蓮如が門外不出の書とした「歎異抄」にこそ、開祖親鸞の思想の根本があるようです。

しかし、それはその当時の教団の考え方とも異なるものであったため、人知れず数百年間保存されていました。

明治も近くなって再発見されたのです。

仏教と日本史のバックグランドがないと難しい本ですが、時にはこのように硬い本も良いかと思います。

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