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2007年5月 1日 (火)

『陰謀論の罠』

世の中には、各種の陰謀論が渦巻いています。

しかし、その中には眉唾なものも多く含まれているように思われます。

すべてが推測の積み重ねで、確証がないものが多いようです。

そんな陰謀論に対して、本書は徹底的に検証を行っています。

日本最強のオタクである著者だから書けた本かもしれません。

この本のもうひとつの特徴は、情報機関の杜撰さを暴き出しているところです。

前にも紹介した

にもあるように、情報機関といえども官僚組織です。その弊害が如実に現れたのが、9.11です。

情報はあったけど、その情報が翻訳されたのは、9.11の数日後だった。

日米開戦の真珠湾攻撃の時のように、敵を過小評価していた誤りを繰り返します。

また、所詮人間(特に権力者)は、自分が信じたいことを信じるという性向が、すべての陰謀論の始まりだということに気づかせてくれます。

本書の指摘で面白いのは、陰謀論の構造です。

陰謀論メーカー:ある意図をもって陰謀を捏造する人々

陰謀論プロモーター:評論家やマスコミ

陰謀論信者

これって、ビジネスでも共通しているような気がしませんか?

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