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2008年1月 3日 (木)

『”環境問題のウソ”のウソ』

去年の漢字は、「偽」でしたが、「偽」を指摘した本には、実は「偽」が多く含まれていたというお話で新年の1冊目をご紹介することになりました。

去年ご紹介した『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(以下『環ウソ』)の間違い(ウソ)を指摘するのが、今回ご紹介する本です。

『環ウソ』を読んだ当初は、はっきりいってショックがありました。リサイクルための分別が無駄だと知って、特に細かい名古屋市のゴミ分別は、結局は業者を設けさせるだけなのかと思ったりしたものです。

でも、真実は違ったようです。ペットボトルはその大部分がリサイクルされ、中国など海外への輸出規制しないと、リサイクル原料が足りなくなってしまうほどのようです。

『環ウソ』著者である武田教授は、PETボトルリサイクル推進協議会が公表しているデータを故意に改変し、協議会から抗議を受けているにもかかわらず、続編でも同じ主張を続けているようです(続編は読んでいませんが)。

その背景には、武田教授のペットボトルのリサイクルは無駄という主張というか、信心に近いものがあるようです。

テレビ番組でも声高に主張されていたので、科学的・数値的な裏づけがあると信じていましたが、その基礎となる数値自体に信頼性がなかったようです。

環境問題を考え直す上でも、是非多くの人にお勧めの1冊です。

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