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2008年11月18日 (火)

3,000人超の合格!就職は?

公認会計士・監査審査会からの発表によると、今年の公認会計士試験の実質合格者は、初めて3,000人を越えました。

合格者のうち短答式試験受験者等は、3,024人で前年より329人多く、率にして12.2.%増です。

昨年が2,695人だったことを考えると、今後心配されるのは公認会計士試験合格者の就職です。

9月末現在の公認会計士は18,770人で、準会員(会計士補や公認会計士試験合格者など)は6,999人で、その合計は25,769人です。

これから分かるのは、2年続けて10%を越える増加率だということです。これでは業界として合格者を吸収する余力はもうないでしょう(昨年初任給がかなり上がった監査法人もあるようです)。

このペースでは、数年前のような状況が再現します。公認会計士試験に合格しても就職できない。

もし、監査法人などに就職できない人が大量に出ると、公認会計士試験には合格したけれど、結局公認会計士にはなれない人が大量に出る可能性があります。

公認会計士の登録するためには、監査法人等で上場会社などの監査にたずさわる業務補助(2年間)が必要だからです。

この状況は、司法試験より深刻です。司法試験の場合司法修習が終わればとりあえず弁護士登録はできますから、業務ができない訳ではありません。

しかし、公認会計士の場合は違います。試験に合格しただけでは公認会計士にはなれないのです。

さらに、業務補助期間が2年以上で、かつ実務補習(3年間)を修了していないと税理士登録もできません。

つまり、公認会計士試験に合格しただけでは、ただ試験に合格しただけということになってしまいます。

さいわい、今年は、内部統制報告制度や四半期決算があったので、就職状況はまだいいかもしれません。しかし、来年以降は、この調子だと大変な事態が予想されす。

就職氷河期が長く続くと、公認会計士受験者自体が大幅に減少する事態も想定されます。

司法試験のように、合格者を減らそうとするいう方向の議論が行われるのでしょうか?今後の推移が気になります。

ビジネス・インスパイア 花野公認会計士事務所

マスターマインドセミナー2008

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