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2008年12月 8日 (月)

『ならず者の経済学』

イタリアの気鋭の経済学者の著書です。

副題は、「世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰か」です。

ソ連が崩壊して以降、世界で何が起こっていたのか、類書にない分析を行っています。

これからのためにも必読の1冊でしょう。

ハードカバーですが、スリリングな小説のような専門書です。

経済の裏側を知りたい人にお勧めです。

「今日の奴隷ひとりの平均価格は、民主主義が最低レベルにあったと思われる時代に栄えたローマ帝国の価格の10分の1以下である」(p10)

「驚くべきことに、グローバル時代のスーパーリッチたちを富ませいるのは、投資による収益ではなく、給料の増加である」(p72)

「”無知こそ克服しなければならないこと”」(p77)

「『国家に経済の重大な変化を管理する能力がないと、マフィアが根を張る』(ヴァレーゼ『マフィアの移動方法』)」(p103)

「バナナはイギリスのスーパーマーケットが売る商品のなかで最も利益のあがるもの、単独一位の稼ぎがしらだ。そしてその利益は次のように分配される。スーパーマーケットにほぼ半分の45%、輸入業者に18%、プランテーション会社に15.5%、そして労働者に2.5%。」(p180)

「こうして、ならず者起業家たちは、別の人生ーセカンドライフーを生きたいという人々の心の奥底に巣食う最もダークなファンタジーを利用して、市場を構築することに成功したのだ」(p212)

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