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2009年6月19日 (金)

『ゼロトレランス 規範意識をどう育てるのか』

ここ数年公認会計士による不祥事が新聞で報道されています。

日本会計士協会も職業倫理を研修の必修単位にして、倫理感の向上に努めてきましたが、インサイダー取引をはじめ不祥事が続いています。

そこからは倫理観は、大人になってから急に身につくものではなく、子供の頃からの教育が大切ではないかと思い至りました。

このような問題意識のなか、学校教育現場での規範性の向上策はどうなっているのかということで本書を読んでみたところです。

前半のアメリカでの取り組みによる『ゼロトレランス』(寛容さなしの生徒規律指導)については、ニューヨークのスラム街での犯罪抑止活動と共通する考え方(「破れ窓理論」)で考えさせられるところがありました。

しかし、後半に行けば行くほど、教育問題というよりは保守的な思想の押しつけのように感じます。

第6章では「日本における規律ある生徒指導」実践校として、愛知県の高校(実は私が卒業した高校です)が紹介されていましたが、その高校では20年前「管理教育」として今では信じられませんが軍隊まがいの教育が行われたいました。

そのことには、触れずに『ゼロトレランス』といわれても、本書で批判している教育学者と同じではないかと思います。

それにしても、かつて愛知県で行われていた「管理教育」の総括は行われたのでしょうか?この本を読んでそちらの方が気になりましたね。

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