« 温暖化ガス削減への工程表? | トップページ | ホンダとトヨタ! »

2010年2月 3日 (水)

年金保険に関する税制改正!

今日の日経新聞朝刊(3日)[経済2]面に、「年金保険税改正で波紋」という記事がありました。

昨年末に、政府が公表した平成22年度税制大綱で明らかになった定期金の評価に関する改正に関する記事です。

以前からいずれは改正されるといわれていたのですが、保険会社がこれまで節税目的で販売した年金保険に大きな影響を与えることから業界が今後対応に追われるという内容です。

これまで、年金保険は、たとえば36年分割であれば2割評価のように大幅な減額になりました。これを利用した節税スキームを保険会社が販売していたのです。

具体的には、36年分割の1億円の年金保険を買って、こどもに贈与するとその評価は2千万円ということになります。8千万円に対する贈与税が消えるのです。

この場合、相続時精算課税制度を利用すれば、贈与税の負担はゼロになります。

しかし、この評価方法はそもそも不合理で、前から改正がいわれていました。改正されて解約返戻金など公正な評価を行うことが改正の趣旨です。

適用は4月からの予定です。

こうなると、これまで法の未整備な点をついて販売していた保険会社が、4月から節税効果が失われるため、対応に苦慮することになります。

顧客からは話が違うということになりかねません。

これに対応して、保険会社が顧客に説明しようにも、法案はまだ国会に上程されていません。確定的なことは言えない状態にあるのです。

法案成立するのは、通常であれば3月末ですから、説明の期間はほとんどありません。

対応方法がないわけではありませんが、それを勧めることもできないという保険会社にとっては八方塞がりの状態です。

やはり、法の隙間をつくような節税方法には、リスクがつきものだということですね。

|

« 温暖化ガス削減への工程表? | トップページ | ホンダとトヨタ! »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/112956/47466067

この記事へのトラックバック一覧です: 年金保険に関する税制改正!:

« 温暖化ガス削減への工程表? | トップページ | ホンダとトヨタ! »