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2010年7月 7日 (水)

『俺たち訴えられました!SLAPP裁判との闘い』

大企業や団体など力のある勢力が、都合の悪い意見や批判を封じるための嫌がらせのための裁判のことを、SLAPP裁判というそうです。

Strategic Lawsuit Against Public Participation

この本は、その被害者である二人のフリーラーターが、それぞれの裁判の経緯を語っています。

SLAPP裁判は、提訴することで相手の口を封じることが目的であるため、裁判に勝つか負けるかは二の次です。

だから余計に厄介です。提起することで相手の名誉を毀損し、世間が忘れた頃に取り下げる。マスコミは提起のときは取り上げますが、取り下げたときには取り上げません。

本書では、SLAPP裁判が、ジャーナリストだけでなく、一般市民をも標的にしている実態にも言及しています。

マンション開発業者(上場会社)が、マンション建設反対住民に対してSLAPP裁判を提起して、反対を封じ込めるなどです。

アメリカでは、すでに反SLAPP法が制定されるなど、それなりの対応が図られているようですが、日本では裁判所さえSLAPP裁判という名前さえ知らない状況です(知り合いの弁護士も知りませんでした)。

これからの訴訟社会を考える上、参考になる本です!

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