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2012年11月17日 (土)

『ほんとうの中国の話をしよう』

中国人作家が10のキーワードで体験的な中国論をユーモアを交えてつづっています。

現代の中国における道徳観の欠如、拝金主義の始まりが40年前の文化大革命に起因していることが良く分かります。

社会的な排他的熱狂が異論を抹殺していく様子が、当時小学生だった著者の目を通して描かれる場面があります。

過度な熱狂は暴力的であり、最近の反日暴動を思い起こさせます。

言論の自由、表現の自由の大切さが分かりますね。

本書は重たいテーマでありながら、それであってもどこか楽天的なエッセイであり、読後の重圧感はあまりありません。

ただ、それであっても中国国内では出版できないようです。

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